チャイルドコーチングとはどんな資格?

チャイルドコーチングとはどんな資格?

チャイルドコーチングの資格は、「子どもの潜在能力を引き出すチャイルドコーチ」であることを証明する資格で、子どもたちの自発的成長をうながす仕事です。
ここでは、チャイルドコーチングのなり方や資格のとり方、チャイルドマインダーとの違いをご説明しています。

チャイルドコーチングとは?

チャイルドコーチングとは

チャイルドコーチングは「聴く・質問する・承認する」3つの点を子どもの指導で重要視しています。子どもの潜在能力を引き出すために、子育てに関する知識はもちろんのこと、カウンセリングスキルも必要になってきます。

仕事内容

チャイルドコーチングは子どもが自ら成長することをサポートし、コミュニケーションを行う仕事です。子どもの精神面をサポートするため、保育所などの児童福祉施設やセミナーの講師など働く場所は様々です。受け入れる年齢は幼児~高校生と、幅広く、成長段階に合わせたコミュニケーション、カウンセリングを行います。

チャイルドコーチングの資格は2つある

チャイルドコーチングは民間資格で、「チャイルドコーチングアドバイザー」「チャイルドコーチングマイスター」の2つがあります。基本的には似ていますが、大きく異なるのは資格のとり方です。ここでは、それぞれの資格ごとの取得方法をご紹介します。

1.チャイルドコーチングアドバイザー

チャイルドコーチングアドバイザーは「『子育ての知識』、『聴く(傾聴)』、『承認』、『質問』、『共感』などの専門的な知識や心理援助技術を備えている スペシャリストであることを証明する資格」です。(「一般社団法人日本能力開発推進協会HPより」)

資格のとりかた

一般社団法人日本能力開発機構が認定している通信講座「資格のキャリカレ」の「チャイルドコーチングアドバイザー」を受講し、検定試験に合格することで資格がとれます。 試験は自宅で受けることができ、得点率が70%以上で合格です。

2.チャイルドコーチングマイスター

チャイルドコーチングマイスターは「世界的に注目を集めているコーチングの技術を使い、子供との信頼関係を築き、将来子供自身が自己を律するスキルまで培っていけることを目指す資格」です。(「一般社団法人日本能力開発推進協会HPより」)

資格のとりかた

「formieスマホで資格」の「チャイルドコーチングマイスター資格取得講座」を受講し、WEB上の検定試験に合格することで資格がとれます。 講座、試験ともにWEB上で行うため、スマホやパソコンで勉強や試験を受けることができます。

チャイルドコーチングとチャイルドマインダーのちがいは??

チャイルドマインダーとチャイルドコーチングはよく似ていると言われますが、実際の仕事内容は大きく異なります。ここではその違いをご紹介します。

1.対象の年齢がちがう

チャイルドマインダーは主に0歳~12歳までの子どもを保育しますが、チャイルドコーチングの対象年齢は幼児~高校生とコミュニケーションを行い、自主的な成長を促します。
それぞれ扱う年齢が異なるため、人によっては得意・不得意があります。

2.仕事内容

チャイルドマインダーは基本的に「子どもに家庭的な保育」をすることが仕事ですが、チャイルドコーチングは「子どもとコミュニケーションをとって自己成長をサポートする」ことが仕事です。つまり、子どもの保育をするか、精神的なサポートをするのかの違いがあります。

3.働き方が違う

チャイルドマインダーの働き方は在宅か訪問保育かの2つが自分で選べますが、チャイルドコーチングの働き方は実に様々です。子どもが多くいる保育所などの児童福祉施設で働くチャイルドコーチングもいますし、カウンセラーやセミナーなどの講師として働くチャイルドコーチングもいます。カウンセラーや講師として働く場合は枠に限りがある場合もありますので、求人をよく調べることが重要です。

子どもの精神面をサポートするチャイルドコーチングは、心を閉ざしてしまう子どもを相手にしたり、保護者の期待に応えなければいけないというプレッシャーがあり、大変な仕事です。子どもに関わりたいと思う方は、「保育」をすることがメインのチャイルドマインダーも選択肢の1つとしてオススメです。

TOPへ