預かった子どもに怪我をさせてしまった・・・どうすればいい?

預かった子どもに怪我をさせてしまった・・・どうすればいい?

他所の子どもに怪我をさせてしまうのは、ごく身近に潜むトラブル。覚えておきたい怪我の処置や、賠償責任問題、万一の時用に備えておきたいモノをご説明します。

こんな場所で怪我をする!

こんな場所で怪我をする!

「こうしたら怪我をする」と認識するのが、子どもにはまだ難しいため怪我をしがちです。何にでも興味をひかれる子どもは、どんな場所でも怪我をしてしまうものです。

リビング

身体を動かすのが好きな幼少期は、ソファーからの転落する、テーブルに体をぶつける、滑って転ぶ、などで怪我をしやすいです。床で滑らないようなシートを敷く、テーブルにコーナークッションをつけるなどの工夫をしましょう。

階段

特に小さいお子さんは、目を離した隙に階段から転げ落ちてしまうことがあります。階数が低ければ怪我はまだ軽くてすみますが、高い所から落ちてしまったら、大怪我を負う可能性大。子どもに目を配れない時用に、ベビーゲートを設置しておきましょう。

キッチン

好奇心旺盛な子どもは、身の周りのものが全部おもちゃに。包丁やキッチンバサミで遊び、切り傷をつくってしまう場合があります。また、熱々のフライパンや鍋に触って火傷になることもあります。刃物やガス台の置いてあるキッチン廻りは整理整頓しておきましょう。

トイレ・浴槽

興味本位から、洗剤や芳香剤などを誤飲して、食中毒になる可能性があります。また、便器を覗き込んだ拍子に転落するケースも。少量の水でも溺れるので、最悪の場合死に至ることもあります。

公園

公園などでの外遊びでは、注意しなければならない点が多くあります。遊具に指を挟んで切ってしまった、飛び出ていた針金が足に刺さってしまった、など。また、公園の遊具で多い事故は「転落」です。階段から滑って転落したり、ブランコから投げ出されて転落したりすることが多いです。

怪我の処置

怪我の処置

「こうしたら怪我をする」と認識するのが、子どもにはまだ難しいため怪我をしがちです。何にでも興味をひかれる子どもは、どんな場所でも怪我をしてしまうものです。

擦り傷・切り傷

汚れを流水で洗い流して清潔にしましょう。子どもが触らないよう、ガーゼや絆創膏などで傷口を覆ってください。この際、なるべく乾燥させないタイプのものを使うと治りが早いと言われています。

骨折

骨折箇所を動かさず、固定することが重要です。ギプス代わりになるものなら、物差しや靴ベラ、段ボールなど、なんでも大丈夫です。

火傷

子どもの皮膚は薄いため、火傷をした時のダメージが大人よりも大きいです。火傷による熱が皮膚深くなるのを防ぐため、服の上からすぐに流水で冷やしましょう。火傷の度合いにもよりますが、15~30分は冷やし続けることが重要です。ただ、子どもの場合は長時間冷やし続けると低温症になる恐れがあるため、注意が必要です。

「チャイルドマインダー総合保障制度」が安心

「チャイルドマインダー総合保障制度」が安心

子どもに何かが起きてしまった場合、親から訴えられ高額な賠償金を払わなくてはいけないケースも出てきます。命を預かる仕事をするのであれば、対策も重要ですが、事故が起きてしまった時のことを見越して保険に加入しておきましょう。

保険を使わないのが1番ですが、万一の「お守り」として持つことは必須です。子どもだけでなく、自分自身をも守ります。

NCMA,Japanでは、「チャイルドマインダー総合保障制度」と呼ばれる保険に全員が加入します。もし、保育の最中に、預かっている子どもに何かあった場合には、以下のような保障が適用されます。

保障内容

賠償責任保険
〈施設賠償責任保険〉
自分の保育施設の不備や欠陥で子どもに怪我をさせたり、物を壊してしまったときの損害賠償金を補償してくれます。
〈生産物賠償責任保険(PL保険)〉
保育中、子どもに飲食させて、食中毒などの被害を与えた時に使える保険です。
〈受託者賠償責任保険〉
子どもの所持する物を誤って壊す、紛失したときに補償されます。
傷害保険の種類
死亡 、後遺症障害 、入院・通院

チャイルドマインダー向けの保険なため、保育をするうえで必要となる保障が備わっていて安心感がありますね。また、団体価格で個人で契約するよりもお得に加入することができるのも嬉しいポイントです。

チャイルドマインダー総合保障制度を設けている「キャリアセンター」は、保険以外にも、あらゆる面でチャイルドマインダーをサポートしてくれます。

例えば、子どもに怪我をさせてしまった時は保険金の支払いと同時に、保護者対応の仕方をアドバイスしてくれるなど。困った時にキャリアセンターへ問い合わせれば、長年培ってきたノウハウから適切な対処法を教えてくれます。

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